「arrive」は in?at?to?混乱しやすい前置詞の使い方をスッキリ整理!
英語で「到着する」と言いたいときによく使われる動詞 arrive。でも、その後に続く前置詞に迷うことはありませんか?
arrive in? arrive at?それとも arrive to?
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、arrive の後に使うべき正しい前置詞とその使い分けを、例文つきでわかりやすく解説します!
✅ arrive の正しい使い方:基本は「in」か「at」
まず覚えておきたいのは、「arrive + 場所」には to は使わないということ。
❌arrive to the station(文法的に不自然)
◎ arrive at the station
つまり、「arrive to」は基本的にNGです。
✅ 「arrive in」と「arrive at」の違い
どちらも「到着する」という意味ですが、使う場面(=到着する場所の種類)で前置詞が変わります。
▶ arrive in:国・都市など大きな場所に到着する
- I arrived in Tokyo yesterday.(私は昨日東京に到着した)
- They will arrive in France next week.(彼らは来週フランスに到着する予定です)
in は「広い場所・大きな地域」に使われます。
▶ arrive at:建物・具体的な施設など小さな場所に到着する
- She arrived at the station on time.(彼女は時間通りに駅に到着した)
- We arrived at the hotel late last night.(私たちは昨晩遅くホテルに到着した)
at は「具体的な場所・建物・施設」に使います。
✅ arrive to は使えるの?
基本的には使いません。
一部例外的に、「出来事・抽象的な対象」に対して「to」が使われることがありますが、非常に稀です。
✅ 例(文語・文学的な表現):
「The news arrived to him too late.」
(その知らせが彼に届いたときには遅すぎた)
ただし、日常会話やビジネス英語では arrive + in / at に統一しましょう。
✅ 使い分けを一覧でチェック!
前置詞 | 使う場所 | 例文 |
---|---|---|
in | 国・都市などの大きな場所 | He arrived in New York. |
at | 駅・ホテル・会社などの特定地点 | She arrived at the airport. |
to | ✖ 基本的に誤用(使わない) | ✖ We arrived to the station.(←誤り) |
✅ 覚え方のコツ
- in → 「エリアの中に入る」イメージ → 都市や国など広い場所
- at → 「点(ポイント)」への到着 → 建物や特定の施設
イメージで覚える:
「arrive in Tokyo」= 東京という“エリア”に入る
「arrive at the station」= 駅という“ポイント”に到着
✅ まとめ
✅ arrive in:都市・国など広い場所に到着
✅ arrive at:駅・ホテルなど特定の場所に到着
✅ arrive to:基本的に使わない(誤用)
混乱しやすいこの違いも、場所のスケール感を意識すればスッキリ覚えられます。正しい前置詞を使って、より自然な英語を目指しましょう!
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務。働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点