【社会人・独学OK】TOEIC700点を目指す人のための勉強法まとめ|リスニング重視で最短突破
TOEICで700点を目指しているけれど、何から始めたらいいかわからない、仕事や家事でまとまった時間が取れない……そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、海外経験なしでTOEIC960点を取得した筆者が、忙しい社会人でも独学で実現できる、TOEIC700点突破のための勉強法をわかりやすく解説します。
TOEIC700点のレベル感と達成のポイント
TOEIC700点は、英語力としては「中上級の入口」。履歴書にも書け、企業によっては昇進・海外赴任の条件にもなりうるスコアです。
必要なスコア配分の目安は次の通りです:
- リスニング:380点前後
- リーディング:320点前後
リーディングは速読力と語彙力が必要であり、これらの能力は向上させるのに時間を要するため、社会人の短期スコアアップにはやや不向きです。そこで、まずはリスニングを集中的に強化することで、スコアをアップさせるのが現実的な戦略です。
使用教材はこれだけでOK|迷わない3選
分野 | 教材 | 使い方のポイント |
---|---|---|
単語 | 『金のフレーズ』(TEX加藤) | セクション600〜730だけに集中 |
文法 | 『文法特急』 | 1日2ページ。間違えた問題は「なぜ?」をメモして覚える。メモすることで印象に残る |
リスニング+模試 | 最新の『公式TOEIC Listening & Reading問題集』 | 1冊を3周。Part 3・4を音読&シャドーイングで活用 |
最短3か月で700点を狙う!1日の学習スケジュール例
平日(30〜60分)
- 朝:金のフレーズで単語チェック(10分)
- 夜:Part 3 or 4の1セット(3問)を使って「先読み→音声→スクリプト確認→音読×2」練習(20〜40分)
週末(60〜90分)
- 公式問題集の模試(1回分の半分でOK)
- 平日行ったことの復習
Point: Part 3・4に集中し、「聞き取れる英語の耳」を作ることが重要です。
リスニング対策|700点突破のカギは「慣れ」と「反復」
Part 3・4の効果的な勉強法
- まずは設問を普通に解く
- 答え合わせの際に、なぜ解けなかったのか(単語を知らなかった、聞き取れない単語があったなど)をメモする
- 解けなかった原因を徹底的につぶす(単語を知らなかった場合→暗記アプリに入れる、聞き取れなかった単語があれば聞き取れるまで聞き直すなど)
- スクリプトを意味を確認しながら黙読
- そのまま音読→シャドーイングを2回繰り返す
1日3問ずつでも、1週間で21問。3か月で250問以上に到達します。
短時間でも毎日やることが大事です。1日でもサボってしまうと、取り戻すのに3日かかります。
リーディングは「時間との戦い」なので、最低限でOK
Part 5の文法問題は対策しやすく、得点源になりやすいです。文法特急を1日5問ずつ解くだけでも、1か月で150問。頻出パターンに慣れれば、10秒で解ける問題も増えます。
Part 6,7対策は公式問題集を3周するのみでOK
よくある質問(FAQ)
Q. リスニング力が全然ないのですが、それでも大丈夫?
→ 大丈夫です。最初は聞こえなくて当たり前。「先にスクリプトを読んでから音声を聞く」→「音読する」というステップを繰り返すことで、3か月で大きく変わります。
Q. どれくらいの期間で700点が狙えますか?
→ 現在500〜600点であれば、3か月で到達する人が多いです。週5時間以上の学習が目安です。
まとめ|TOEIC700点は「毎日の積み上げ」で誰でも狙える
- リーディングは後回しでもOK。まずはリスニングで得点源を作る
- 教材は「金フレ+文法特急+公式問題集」で十分、他の教材に手を出さないことが重要
- 1日30分でも、3か月続ければ確実に力がつく
TOEIC700点は、特別なセンスや才能がなくても到達できます。正しい方法と継続がすべてです。
今日から1日30分でも、学習を始めてみましょう。
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務。働きながら公認会計士試験に合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点