「be available to」と「be available for」の違いとは?使い方・よくある間違いを解説!
こんにちは、英語コーチの川端です。
今回のテーマは、「be available to」と「be available for」の違いについて。
どちらも「利用できる」「使える」「対応可能」といった意味で使われますが、後ろにくる言葉やニュアンスが異なります。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、「be available to」と「be available for」の違いについて、わかりやすく解説します。
1. 「be available to」の意味と使い方
be available to + 人の形で、「その人が使える状態である」「その人が何かを利用できる状態である」ことを表します。
意味:(人が)対応可能である/利用可能である
例文:This service is available to all members.(このサービスはすべての会員が利用可能です)
✔ ポイント:「人」に対しては to を使います。
2. 「be available for」の意味と使い方
be available for + 物の形で、「その目的のために使える状態である」「その活動に利用できる状態である」という意味を表します。
意味:(目的・活動に対して)利用可能である/準備されている
例文:This tool is available for data analysis.(このツールはデータ分析に利用可能です)
✔ ポイント:「人以外」に対しては for を使います。
3. よくある間違いに注意!
❌ This service is available for all members.
→「for」でも意味は伝わるかもしれませんが、「人」に対しては「to」の方が正確です。
⭕ This service is available to all members.
❌ I'm available to the meeting.
→「meeting(会議)」は人ではなく目的なので、正しくは:
⭕ I'm available for the meeting.
5. ネイティブがよく使うフレーズ
- She's available for freelance work.(彼女はフリーランスの仕事が可能です)
- This plan is available to non-members as well.(このプランは非会員にも利用可能です)
まとめ
「be available to」は人に対して使えるときに、「be available for」は目的・活動に使えるときに使うのが基本です。
英文メールや会話でも頻出する表現なので、しっかりと違いを押さえておきましょう。
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務。働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点