「meet」と「see」の違い、よくある間違いと正しい使い方

「人に会う」と言いたいとき、「meet」「see」のどちらを使えばよいか迷ったことはありませんか?

どちらも「会う」という意味がありますが、ニュアンスや使い方には明確な違いがあります。

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、ネイティブが実際に使う感覚をもとに、よくある間違いと正しい使い方を例文付きで解説します。


1. 「meet」の意味と使い方

「meet」は、初めて会う、または約束して会うというニュアンスを持ちます。

✔️ 例文

  • I met my new coworkers at the orientation.(オリエンテーションで新しい同僚たちと会った)
  • Nice to meet you!(はじめまして)

✔️ よくある間違い

❌ I met my friend yesterday.
➡ この場合、「
はじめて会った」ではなく「以前から知っている友人に会った」なので、「see」を使う方が自然です。


2. 「see」の意味と使い方

「see」は、すでに知っている人に会う、偶然見かけるなどの意味で使われます。

✔️ 例文

  • I saw my best friend at the café yesterday.(昨日カフェで親友に会った)
  • I'll see you tomorrow.(また明日会おう)

✔️ よくある間違い

❌ I saw my new boss at the meeting.
初対面であれば「met」が正しいです。


3. 「meet」と「see」の違いをまとめると

動詞主な意味使う場面
meet初めて会う、約束して会う初対面、ビジネスの場、紹介など
see知り合いに会う、見かける既知の人と会う、日常的な再会

4. ネイティブ感覚での使い分けを身につけよう

日本語では「会う」でひとくくりにされる表現も、英語ではシチュエーションによって使い分けが必要です。

初対面→meet、再会→see という感覚を意識すれば、自然な英語にぐっと近づけます。


5. まとめ

  • meet: 初めて会う・紹介される・ビジネスの場
  • see: すでに知っている人に会う・再会する

この2つの動詞の違いをしっかり理解して、英語の正しい表現をおさえましょう!

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投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務。働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点