✅東大卒英語講師がeither A or B の意味と使い方を完全解説!|例文・注意点・類似表現との違いまで
英語で「AかBのどちらか」と言いたいとき、最もよく使われる表現の一つが either A or B です。
短くシンプルな形ですが、実際に使いこなすにはいくつかの文法ルールや意味のニュアンスを押さえる必要があります。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、間違えやすいポイントを順を追って丁寧に解説していきます。
1. either A or B の基本的な意味 💡
「either A or B」は、
A か B のどちらか一方
という意味です。
- either:2つのうちどちらか
- or:または
例文
- You can have either tea or coffee.(紅茶かコーヒーのどちらか)
- I’ll buy either the red one or the blue one.(赤か青のどちらか)
2. 文法ルール 📚
単数扱いが基本
「either」は単数扱いです。複数扱いにしないように注意しましょう!
- Either answer is correct.(どちらの答えも正しい)
- Either day works for me.(どちらの日でも大丈夫)
つなげられる要素
「either A or B」でつなぐのは名詞だけではありません。以下のように様々な要素をつなげることができます。
- 主語:Either my sister or my brother is coming.
(姉か兄のどちらかが来ます) - 動詞:He either works at home or goes to the office.
(在宅勤務するか会社に行くか) - 形容詞:The shirt is either too big or too small.
(大きすぎるか小さすぎるか) - 副詞:You must speak either clearly or slowly.
(はっきりか、ゆっくり話してください)
3. ニュアンス ✨
この表現は「AかBかのどちらかだけ」という限定的ニュアンスがあります。orと似ていますが、orとの違いは後述します。
- You can take either bus or train.(バスか電車のどちらか一方)
4. 否定文での注意点 ⚠️
否定文になると「どちらも〜ない」という意味になります。
ここがよくある誤りポイントで、どちらか一方を否定しているのではなく、どちらも否定していることに注意です!
- I don’t like either tea or coffee.
(紅茶もコーヒーも好きではない)
→ この場合、neither A nor B と同じ意味になります。
5. 強調表現 💪
話し言葉では選択を強調するために使われます。
- It’s either now or never.(やるなら今しかない)
- You can either apologize or leave.(謝るか出て行くか)
6. 類似表現との比較 🔍
表現 | 意味 |
---|---|
either A or B | AかBのどちらか一方 |
neither A nor B | AもBも〜ない |
any | 3つ以上の中からどれでも |
例:
- Either you or I will go.(どちらかが行く)
- Neither you nor I will go.(どちらも行かない)
7. or との違い
- or:単に選択肢を提示。eitherよりも強い選択を迫っていないケースが多いです。
- either...or...:どちらか一方に限定するニュアンスでorよりも強調しているイメージです。
8. 文頭に置く場合
- Either you start working harder, or you’ll fail.
(頑張るか、失敗するか)
→ 文頭に置くと二択の迫力が増します。
9. 会話例 💬
A: Would you like coffee or tea?
B: Either is fine.(どちらでもいい)
A: We can go by train or bus.
B: Let’s either walk or take a taxi.(歩くかタクシーで行こう)
10. 試験頻出パターン 📝
You can choose ____ a full refund or a replacement product.
(A) either
(B) both
(C) neither
(D) any
→ 正解:(A)
まとめ 📌
- 「either A or B」は「AかBかどちらか一方」
- 単数扱いが基本
- 否定文では「どちらも〜ない」
- 類似表現(neither A nor B, any)との違いを理解する
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点