✅東大卒英語講師が「vulnerable」の意味と覚え方を徹底解説!|語源・例文で完全マスター

1. vulnerable の基本的な意味と発音

vulnerable は形容詞で「傷つきやすい」「弱点がある」「攻撃を受けやすい」という意味です。

  • a vulnerable child(傷つきやすい子ども)
  • vulnerable to attack(攻撃に弱い)
  • financially vulnerable(経済的に弱い立場にある)

発音:/ˈvʌl.nər.ə.bəl/(ヴァルナラブル)
アクセントは最初の vul- に置きます。

2. 語源から覚える 🪶

vulnerable の語源はラテン語 vulnus(傷)です。

  • vulnus(傷)
  • -able(〜できる)

→ 「傷つけられることができる」=「傷つきやすい」「攻撃に弱い」という意味になりました。

3. イメージ記憶法とは? 🧠

「イメージ記憶法」とは、単語を文字だけでなく場面や映像と結びつけて覚える方法です。脳は映像を強く記憶するため、暗記に効果的です。

4. vulnerable のイメージ記憶法 🛡️

  • 人の弱さ:いじめられやすい子ども → a vulnerable child
  • 物理的な弱点:穴のある城壁 → vulnerable to attack
  • 社会的な弱さ:失業後で不安定な立場 → financially vulnerable

🎯 覚え方のコツ
「盾のない人」をイメージすると、vulnerable=「外的な攻撃や影響を受けやすい」と理解しやすいです。

5. 類義語と使い分け 🌟

① vulnerable(傷つきやすい)

  • 意味:外からの攻撃や影響に弱い
  • ニュアンス:守りが足りないため、相手にダメージを与えられやすい状態
  • 典型的な場面:批判・攻撃・病気・災害など
  • 例文His argument was vulnerable to criticism.
    (彼の主張は批判に弱かった)
  • イメージ:盾を持たずに戦場に立つ兵士 → 無防備で攻撃を受けやすい

② weak(弱い)

  • 意味:力や能力が不足している
  • ニュアンス:自分自身の力が足りないために「弱い」
  • 典型的な場面:体力・意志・論理・証拠など
  • 例文That is a weak argument.
    (それは説得力のない主張だ)
  • イメージ:筋力がなくて重い荷物を持てない人 → 内的な力不足

③ fragile(壊れやすい)

  • 意味:物理的に壊れやすい、精神的に繊細
  • ニュアンス:外からの刺激に耐えられない「もろさ」
  • 典型的な場面:ガラス製品、人間関係、心の状態
  • 例文She has a fragile heart.
    (彼女は繊細な心を持っている)
  • イメージ:ガラスのコップ → ちょっとの衝撃でパリンと割れる

④ defenseless(無防備な)

  • 意味:防御手段を持っていない
  • ニュアンス:戦う力がないというより、そもそも「守る術がない」状態
  • 典型的な場面:子どもや動物、武装していない人々
  • 例文The defenseless animals were hunted.
    (無防備な動物たちは狩られた)
  • イメージ:小さなヒナが巣で親を待っている → 完全に守られる側

📌 vulnerable の強み

  • weak が「力不足」、fragile が「もろさ」、defenseless が「守る手段ゼロ」であるのに対し、
  • vulnerable は「外部からの攻撃や影響を受けやすい」という リスク性を含んだ弱さ を一言で表せます。

👉 たとえば、災害に弱い都市・批判にさらされやすい意見・病気にかかりやすい人など、「影響を受けやすい状態」を表すときに最適な単語です。

6. 例文集 📚

  • Children are often more vulnerable to illness.
    (子どもは病気にかかりやすい)
  • The village is vulnerable to flooding.
    (その村は洪水に対して脆弱だ)
  • He felt vulnerable after losing his job.
    (彼は仕事を失って不安な気持ちになった)

7. まとめ ✍

  • vulnerable は「傷つきやすい」「弱点がある」形容詞
  • 語源は vulnus(傷)+ -able(〜できる)
  • 発音は /ˈvʌl.nər.ə.bəl/、アクセントは vul-
  • 類義語よりも「外的な攻撃や影響にさらされやすい状態」を強調しているイメージ

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投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点