東大卒英語講師が「perspective」の意味・使い方・覚え方を徹底解説|viewpointとの違いは?
英語でよく出てくる perspective。「視点」「観点」という意味で使われますが、art(美術)の世界では「遠近法」という意味にもなります。
覚えにくい単語に見えますが、語源やイメージでつなげると一気に定着します。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、 perspectiveの意味・使い方・覚え方 を徹底解説します。
perspectiveの意味
1. 視点・観点
- from my perspective = 私の視点からすると
- a new perspective on life = 人生に対する新しい見方
👉 意見や考え方を表すときによく使います。
2. 遠近法(美術用語)
- perspective drawing = 遠近法を使った絵
- in perspective = 遠近法を正しく使って
👉 美術や建築の文脈でも出てくる専門的な意味です。
perspectiveの覚え方 🎯
語源から覚える
perspective = per(通して)+ spect(見る)+ ive(性質)
→「通して見る」→「見方・観点」「遠近法」
👉 spectacle(見世物)、inspect(調べる)、spectator(観客)と同じ spect(見る) を含む単語です。これらの単語も合わせて覚えておくと定着しやすくなります。
例文で定着させる
- From her perspective, the plan seemed risky.
(彼女の視点からすると、その計画は危険に思えた。) - The book offers a fresh perspective on modern society.
(その本は現代社会に対する新しい見方を提供している。) - The artist used perspective to create depth in the painting.
(その画家は絵に奥行きを出すために遠近法を使った。)
👉 使う文脈によって「視点」か「遠近法」か判断できます。
類義語との違い
- viewpoint / point of view = 個人の考え方や意見を示す
- perspective = より広い意味で「視点」や「世界の捉え方」を示す
例:
- What’s your point of view on this issue?
(この問題についてあなたの意見は?) - We need to see the problem from a broader perspective.
(もっと広い視点からその問題を見る必要がある。)
👉 perspectiveの方が抽象的・包括的な視点を表すことが多いです。
よく出る表現
- gain perspective = 視野を広げる
- put into perspective = 正しく捉える
- broaden one’s perspective = 視点を広げる
👉 TOEICや英検の読解問題でよく出る表現なのでセットで覚えましょう。
まとめ
- perspective = 視点・観点、遠近法
- 語源は spect(見る) → 「ものの見方」と覚える
- point of viewより広い意味での視点に使われる
- ニュース・学術・美術の幅広い分野で使われる重要語
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点