東大卒英語講師が「acquire」の意味・使い方・覚え方を徹底解説|getとの違いは?
ビジネス英語や資格試験でよく見かける単語 acquire。「手に入れる」という意味ですが、単に「get」と同じではなく、努力や学習、正式な取引を通じて得るニュアンスがあります。
覚えにくいと感じる人も多いですが、語源やイメージで整理すると一気に定着します。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、 acquireの意味・使い方・覚え方 を例文や類義語との比較も交えて詳しく解説します。
acquireの意味
1. 努力して得る・習得する
- acquire knowledge = 知識を習得する
- acquire a reputation = 評判を得る
👉 学習や経験を通じて得るときに使います。
2. (企業が)買収する
- acquire a company = 会社を買収する
👉 ビジネス記事で頻出の用法です。
acquireの覚え方 🎯
語源から覚える
acquire = ad(~の方へ)+ quaerere(探し求める)
→「探して得る」=「努力して手に入れる」
👉 require(要求する)、inquiry(問い合わせ)と同じ quire = 求める が入っています。
例文で理解を深める
- She acquired fluency in French after two years of study.
(彼女は2年間の学習でフランス語を流暢に話せるようになった。) - The company plans to acquire a smaller competitor.
(その会社は小規模な競合企業を買収する予定だ。) - Over time, he acquired a taste for classical music.
(彼は次第にクラシック音楽の趣味を身につけた。)
👉 「知識・スキル」「会社」「趣味」など、幅広く使われます。
類義語との違い
- get = 最も一般的。「得る」全般に使える。
- obtain = フォーマルで公式に「入手する」。
- purchase = お金を払って「購入する」。
- acquire = 努力・学習・取引を経て「獲得する」。
例文比較:
- I got a new book.(普通に本を手に入れた)
- I obtained a permit.(許可証を取得した:公式手続き)
- I purchased a car.(車を購入した)
- I acquired English skills.(英語力を習得した)
👉 acquireは「努力の成果」や「正式な取引」を表すのがポイント。
よく使われる表現
- acquire skills = スキルを習得する
- acquire assets = 資産を取得する
- acquire a taste for ~ = ~の好みを持つようになる
👉 TOEICやビジネス英語で頻出のため、おさえておきましょう!
まとめ
- acquire = 努力や学習・取引を通じて得る/会社を買収する
- 語源は quire(求める) → requireやinquiryとつながる
- getよりフォーマル、obtainより広い場面で使用可
👉 「acquire = 探し求めて得る」 というイメージで覚えれば一発で定着します!
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点