東大卒英語講師が「estimate」の意味・使い方・覚え方を徹底解説|語源とguessとの違いも紹介!
ビジネスメールやTOEICでよく見かける estimate(エスティメイト)。
意味は「見積もる」「推定する」ですが、実は「感覚で予想する」ではなく、データや経験に基づいた“おおよその判断を表します。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、estimateの意味・使い方・覚え方を語源・例文・類義語との違いを交えてわかりやすく解説します。
✅ estimateの意味
動詞:見積もる、推定する
- We estimated the cost at $500.
(費用を500ドルと見積もった。) - It’s hard to estimate how long it will take.
(どのくらい時間がかかるか見積もるのは難しい。)
👉 数字・量・期間などを「だいたいこれくらい」と判断するときに使います。
名詞:見積もり、概算
- Could you send me an estimate?
(見積書を送ってもらえますか?) - The estimate was higher than expected.
(見積額は予想より高かった。)
👉 「見積書」や「概算値」などのビジネス表現としても頻出です。
✅ estimateの覚え方 🎯
語源から理解
estimate = aestimare(価値をつける)(ラテン語)
→ 「価値をつける」→「おおよそ判断する」
👉 「値段・価値を見て判断する」という感覚で覚えましょう。
イメージで覚える
- 定規で正確に測るのではなく、「だいたいこれくらいかな」と感覚+経験で判断 → estimate
- 「完全な計算」ではなく「おおよその判断」!
語呂合わせ
👉 「え?捨て値(エスティメ)?」
安く見積もりすぎて驚くイメージです。
→ 「え?そんなに安いの?」=見積もり・概算の意味とつなげましょう。
💬 例:
上司「この案件、いくらで出す?」
部下「え?捨て値(estimate)で出してみます!」
✅ 例文で定着
- The number of participants was estimated at 200.
(参加者数は約200人と見積もられた。) - Experts estimate that the population will decrease.
(専門家は人口が減ると推定している。) - Please send us a detailed estimate by Friday.
(金曜までに詳細な見積書を送ってください。)
✅ 類義語との違い
単語 | 意味 | ニュアンス |
---|---|---|
estimate | 見積もる・概算する | 経験やデータに基づくおおよその判断 |
guess | 推測する | 感覚・勘で当てる(根拠がない) |
evaluate | 評価する | 基準を使って価値を判断する |
calculate | 計算する | 正確な数値を出すために計算する |
比較で理解
文 | 意味 |
---|---|
I estimated the cost at $300. | データからおおよそ300ドルと見積もった。 |
I guessed the cost at $300. | 勘で300ドルくらいかなと思った。 |
I evaluated the cost carefully. | 基準に沿って慎重に評価した。 |
I calculated the cost exactly. | 正確に計算した。 |
👉 estimate は「正確ではないが根拠はある」中間の表現。
✅ よく出る表現
- make an estimate(見積もりを出す)
- rough estimate(おおまかな見積もり)
- cost estimate(費用見積もり)
- accurate estimate(正確な見積もり)
例:
- We need a rough estimate by tomorrow.
(明日までにおおまかな見積もりが必要です。)
✅ TOEICでの使われ方
- The company estimated the total cost of production.
(会社は生産コストの総額を見積もった。) - Please submit your estimate by the deadline.
(締切までに見積書を提出してください。)
👉 TOEICでは「金額・コスト・人数・時間」を推定する文脈で頻出です。
✅ まとめ
- estimate = おおよそ見積もる/概算する
- 語源:ラテン語「価値をつける」→ おおよそ判断する
- guess(勘)< estimate(経験)< calculate(正確)
- ビジネスでは「見積書」の意味でもよく使われる
👉 「正確じゃないけど、だいたいこれくらい」と言いたいときは estimate!
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点