東大卒英語講師が「adequate」の意味・使い方・覚え方を徹底解説|語源とsufficientとの違いも紹介!
英語ニュースやTOEICでよく出てくる adequate(アデクエイト)。
意味は「十分な」「適切な」ですが、“完璧ではないが足りている” という微妙なニュアンスを持ちます。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、adequateの意味・使い方・覚え方を語源や例文、類義語との違いとともにわかりやすく解説します。
✅ adequateの意味
意味:十分な・適切な(=足りている)
- The food was adequate, but not great.
(料理は十分だったが、特別おいしいわけではなかった。) - The company provides adequate training for new employees.
(その会社は新入社員に十分な研修を提供している。)
👉 「不足はしていないが、特別優れてもいない」=「まあまあ十分」なイメージ。
✅ ニュアンスのポイント
adequate = minimum OK(最低限OK)
つまり、「必要条件は満たしているけど、それ以上ではない」。
💡 たとえば:
- “Is your English adequate for this job?”
→ 「この仕事をするのに最低限英語力は足りてる?」というニュアンス。
✅ adequateの覚え方 🎯
語源で理解
adequate = ad(~に)+ equare(等しい)
→ 「何かに対してちょうど等しい」= 十分な・足りている
👉 「必要な量・レベルにちょうど合っている」という語感です。
イメージで覚える
- コップの水が“ちょうど満タン”になった状態 → adequate
- 溢れてもいないし、足りなくもない。「これで十分!」という感覚。
語呂合わせで覚える
- 「あっ、できゅえっと(adequate)=足りてる!」
👉 「あっ、できてる(十分だ)」という音感で覚えましょう。
✅ 例文で定着
- Her performance was adequate, but not impressive.
(彼女のパフォーマンスは十分だったが、印象的ではなかった。) - We don’t have adequate information to make a decision.
(判断を下すには十分な情報がない。) - The room is adequate for two people.
(この部屋は2人には十分な広さだ。)
✅ 類義語との違い
単語 | 意味 | ニュアンス |
---|---|---|
adequate | 十分な・適切な | 必要条件は満たしている(最低限OK) |
sufficient | 十分な | 数量的・論理的に「足りている」フォーマル寄り |
enough | 十分な | カジュアルで最も一般的 |
appropriate | 適切な | 状況・目的にふさわしい(質の面を重視) |
例文比較
文 | 意味 |
---|---|
Your English is adequate for daily conversation. | (日常会話には十分通じる)= 最低限OK。 |
Your English is sufficient for business. | (ビジネスにも通用する)= 量的に問題なし。 |
Your English is enough. | (もう大丈夫!)= カジュアルで強調。 |
Your English is appropriate for formal situations. | (フォーマルな場にふさわしい)= 質的に合っている。 |
👉 adequate は「悪くはないけど完璧でもない」中間の強さ。
✅ よく出る表現
- adequate for ~(~に十分な)
例:The facilities are adequate for the number of guests.
(その施設は宿泊客の数に十分対応している。) - adequate preparation(十分な準備)
- adequate amount(適切な量)
- adequate explanation(納得できる説明)
✅ TOEIC・英検でのポイント
TOEICでは、品質やリソースの評価文脈で頻出。
例:
- The office space is adequate for our current needs.
(オフィスの広さは現状のニーズには十分だ。)
英検では、「社会問題」「教育」「労働」などの話題で「十分な支援」「適切な対策」という表現でよく出ます。
✅ まとめ
- adequate = 十分な・適切な(最低限OK)
- 語源:ad(~に)+ equare(等しい) → 必要な量とちょうど等しい
- sufficient(数量的)/appropriate(質的)/enough(カジュアル)と区別
👉 adequate は「完璧ではないが問題なし」= 実用的な“ちょうどよさ”!
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点