東大卒英語講師が「disruptive」の覚え方・使い方・例文を徹底解説|語源と類義語との違いも紹介!

英語ニュースや英語試験でよく出てくるdisruptive

意味は「破壊的な・混乱をもたらす」ですが、単に「壊す」ではなく、常識や仕組みを根本から変えるというポジティブな響きを持つこともあります。

この記事では、英検1級、TOEIC965点を取得している筆者が、disruptive の意味・使い方・覚え方語源・例文・類義語とともにわかりやすく解説します。


✅ disruptive の意味

形容詞:破壊的な・混乱を引き起こす・革新的な

  • The new technology was truly disruptive.
     その新技術はまさに**破壊的(革新的)**だった。
  • The child was disruptive during the class.
     その子どもは授業中に騒がしくして混乱を招いた

👉 「壊す」だけでなく、「既存の秩序を壊して新しい流れを生む」
という ポジティブな変革 の意味でも使われます。


✅ ニュアンスのポイント

disruptive = 既存の秩序・仕組みを壊すほど強い影響を与える

2つの方向性があります:

  1. ネガティブな意味:混乱をもたらす
     → a disruptive student(授業を乱す生徒)
  2. ポジティブな意味:革新的な・業界を変える
     → disruptive innovation(破壊的イノベーション)

👉 ビジネス英語では後者の意味が主流です。


✅ disruptive の覚え方 🎯

① 語源で理解

disruptive = dis(離れて・逆)+ rupt(破る)+ ive(形容詞語尾)

→ 「壊す・引き裂く」 → 「破壊的な」「混乱を引き起こす」

同語源の単語👇

  • interrupt(中断する)
  • erupt(噴火する)
  • rupture(破裂する)

👉 rupt=break(壊す) というイメージを押さえると関連語も覚えやすい!


② 語呂合わせで覚える

「弟子ラップで破壊的!」= disruptive

弟子(dis)がラップ(rupt)をして会場を“かき乱す”イメージ。


③ イメージで覚える

💡 整列していた列に、急に乱入して流れを止めるイメージ。
「規則正しい動きが“中断・崩壊”する瞬間」を想像すると覚えやすいです。


✅ よく出る表現

表現意味例文
disruptive innovation破壊的イノベーションSmartphones were a disruptive innovation.
disruptive technology破壊的技術AI is considered a disruptive technology.
disruptive behavior問題行動・秩序を乱す行為The teacher punished the student for disruptive behavior.

👉 「disruptive innovation」= 既存市場を根底から覆す新しい技術


✅ 例文

  • The internet was one of the most disruptive inventions in history.
     インターネットは史上最も破壊的な発明の1つだった。
  • His comments were disruptive to the discussion.
     彼の発言は議論を混乱させた
  • The company introduced a disruptive business model.
     その企業は革新的なビジネスモデルを導入した。

✅ 類義語との違い

単語意味ニュアンス
destructive破壊的な単に壊す(物理的)
disturbing不安を与える心理的に動揺させる
revolutionary革命的な大きな変化をもたらす(肯定的)
disruptive破壊的な・混乱を引き起こす既存秩序を崩して変化を起こす(中立〜肯定)

👉 disruptive は「壊す」だけでなく、「変える」まで含む点が特徴です。


✅ TOEIC・英検でのポイント

TOEICでは 技術革新・ビジネスモデル変革 の文脈で頻出。
例:

  • a disruptive startup(革新的な新興企業)
  • disruptive technology(破壊的技術)

英検準1級~1級でも「教育・社会制度・テクノロジー」などの
改革や変化を表す文でよく登場します。


✅ まとめ

disruptive = 破壊的な・混乱を引き起こす・革新的な

→ 「壊すことで新しい価値を生む」英単語です。

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投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC965点