「anger」と「angry」の違いとは?意味・使い方をわかりやすく解説!

angerangry は、どちらも「怒り」を表す単語ですが、実は使い方違います。

英語学習者にとって混同しやすいこの2語は、それぞれどんな場面で使われ、どのように使い分ければ良いのでしょうか?

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、それぞれの意味・使い方を、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。


✅ まずは結論:anger と angry の違いは「品詞」

anger 名詞 → 「怒りという感情そのもの
angry 形容詞 → 「怒っているという状態

つまり、怒っている人を説明したいなら angry怒りの感情について語るなら anger を使います。


✅ anger の意味・使い方

anger は名詞で、「怒り(という感情)」を表します。抽象的なものや心の中の状態を語るときに使います。

例文:

  • He tried to hide his anger.(彼は自分の怒りを隠そうとした。)
  • Her voice was filled with anger.(彼女の声には怒りが満ちていた。)
  • Anger can damage relationships.(怒りは人間関係を壊すことがある。)

▶️「誰が怒っているか」よりも、「怒りという感情」に焦点を当てたいときに使われます。


✅ angry の意味・使い方

angry は形容詞で、「怒っている状態」を表します。人物や状況を説明する形容詞として使われ、主語に合わせて be 動詞とセットで使われます。

例文:

  • I’m really angry with you.(私はあなたにとても腹を立てている。)
  • He looked angry when I told him the news.(そのニュースを伝えたとき、彼は怒っているように見えた。)
  • She gets angry easily.(彼女はすぐに怒る。)

▶️ 怒っている様子に使い、「be angry with / at + 人・物事」が定番のパターンです。


✅ 違いを表で比較して整理!

項目angerangry
品詞名詞形容詞
意味怒り怒っている状態
使い方His anger was obvious.(彼の怒りは明らかだった)He was angry.(彼は怒っていた)

✅ よくある間違い

❌ I have an angry. → ❌文法ミス(angry は名詞ではない)
✅ I have anger inside me.

❌ He showed his angry. → ❌文法ミス(angry は名詞じゃない)
✅ He showed his anger.


✅ まとめ

anger は「怒り」という感情そのものを表す名詞

angry は「怒っている」状態を表す形容詞

この2つの違いを理解して正しく使い分けられるようになると、英語での感情表現がより自然になります。

ぜひ今回の違いを覚えて、実践で使ってみてください!

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投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務。働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点