東大卒英語講師が「consciousness」の覚え方・使い方を徹底解説|語源とawarenessとの違いも紹介!

哲学や心理学の文脈だけでなく、ニュースや日常英会話でも見かける consciousness(コンシャスネス)

意味は「意識」「自覚」ですが、“気づいていること” という感覚で理解するとスッと入ります。

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、consciousnessの意味・使い方・覚え方を、語源・例文・類義語の違いとあわせてやさしく解説します。


✅ consciousnessの意味

意味:意識・自覚・気づき

  • He lost consciousness after the accident.
    (彼は事故の後、意識を失った。)
  • Public consciousness about climate change is growing.
    (気候変動に対する人々の意識が高まっている。)

👉 「気づいている状態」や「自分・社会に対する意識」のこと。


✅ ニュアンスのポイント

consciousness = “気づいている心の状態”

💬 つまり「眠っている」「気絶している」などの状態は「unconscious(意識がない)」になります。

単語意味例文
consciousness意識・自覚regain consciousness(意識を取り戻す)
unconsciousness無意識・気絶fall into unconsciousness(意識を失う)

✅ consciousnessの覚え方 🎯

語源で理解

consciousness = con(共に)+ scire(知る)+ -ness(名詞化)
→ 「一緒に知っている状態」= 意識・自覚

👉 「自分と周囲のことを一緒に“知っている”=気づいている」
というイメージです。


イメージで覚える

  • 眠っているとき → unconscious(意識がない)
  • 起きて周りに気づいている → conscious(意識がある)
  • その状態そのもの → consciousness(意識)

💬 「心がONになっている状態」= consciousness。


✅ 例文で定着

  • She regained consciousness after fainting.
    (彼女は気絶したあと意識を取り戻した。)
  • Social consciousness about equality is important.
    (平等に対する社会的意識は重要だ。)
  • He has no consciousness of what he did wrong.
    (彼は自分が何を間違えたのか自覚していない。)

✅ 類義語との違い

単語意味ニュアンス
consciousness意識・自覚精神がはっきりしていて気づいている状態
awareness気づき・認識「意識している内容」に焦点を当てる

例文比較

意味
She lost consciousness.意識を失った(気を失った)。
She has high awareness of health.健康への意識が高い。

👉 consciousness = 状態そのもの
 awareness = 意識している“対象” に焦点。


✅ よく出る表現

  • lose consciousness(意識を失う)
  • regain consciousness(意識を取り戻す)
  • social consciousness(社会的意識)

✅ TOEIC・英検でのポイント

  • TOEICでは「社会的意識」「環境意識」などのニュース文脈で頻出。

The campaign aims to raise public consciousness about environmental issues.
(そのキャンペーンは環境問題に対する意識を高めることを目的としている。)

  • 英検では「哲学・心理学・医療」などのテーマで登場。

The study focuses on human consciousness.
(その研究は人間の意識に焦点を当てている。)


✅ まとめ

  • consciousness = 意識・自覚(気づいている心の状態)
  • 語源:con(共に)+ scire(知る)+ -ness(名詞) → 一緒に知る=気づいている
  • 類義語:awareness(対象への気づき)/perception(感じ方)/mindfulness(注意深い意識)

👉 consciousness = “心が目覚めている状態”!

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投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点