東大卒英語講師が「constrain」の意味・使い方・覚え方を徹底解説|語源とrestrictとの違いも紹介!
英語の試験でよく出てくる constrain(コンストレイン)。
意味は「制約する」「強制する」ですが、restrict や compel とどう違うのか迷う人も多いはずです。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、語源や例文、類義語比較とともにわかりやすく解説します。
constrainの意味
1. 制約する、抑える
- Financial difficulties constrained the project.
(財政的な困難がそのプロジェクトを制約した。)
2. 強制する、無理にさせる
- She was constrained to accept the offer.
(彼女はその申し出を受けざるを得なかった。)
👉 「自由を制限して、選択肢を狭める」ニュアンスが根本にあります。
constrainの覚え方 🎯
語源から
constrain = con(共に)+ stringere(締め付ける)
→ 「一緒にきつく締め付ける」=「制約する・強制する」
👉 string(ひも)、strict(厳しい)と同じ語源です。
語呂合わせ
- constrain → 「このストレイン(strain=緊張)が制約だ」
👉 strain(緊張・負担)とつなげて覚えるとわかりやすい。
例文で定着させよう
- The company is constrained by budget limitations.
(その会社は予算の制約を受けている。) - His illness constrained him to stay at home.
(彼は病気のため家にいざるを得なかった。) - The rules constrain what we can do.
(規則が私たちの行動を制限する。)
類義語との違い
- restrict = 制限する(幅を狭める)
- compel = 強制する(外部の力で無理やりさせる)
- force = 力づくでさせる(物理的・比喩的)
- constrain = 状況や条件に縛られて「仕方なくそうなる」
例文比較:
- The law restricts smoking.
(法律は喫煙を制限している。) - The situation compelled her to resign.
(状況が彼女に辞任を強いた。) - He was forced to leave.
(彼は去らざるを得なかった。) - Financial issues constrained the plan.
(財政問題がその計画を制約した。)
👉 constrain は「外からの圧力で動きを縛られる」ニュアンスが特徴。
よく出る表現
- constrained by = ~に制約される
- constrained to do = ~せざるを得ない
- constrained circumstances = 制約のある状況
まとめ
- constrain = 制約する・強制する
- 語源は「string(締め付ける)」 → 縛って動きを制限するイメージ
- 類義語 restrict, compel, force とニュアンスを区別することが重要
👉 constrain = しばられて自由がない状態 とイメージして覚えると忘れにくいです!
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点