✅東大卒英語講師が「controversy」の意味と覚え方を完全解説|語源・例文でマスター
1. controversy の基本的な意味と発音
controversy は名詞で、「論争」「対立」「物議」を意味します。
社会問題・政治・スポーツなど、人々の意見が対立して議論が起こる場面でよく使われます。
- political controversy(政治的論争)
- cause controversy(物議を醸す)
- spark controversy(論争を引き起こす)
💡 ニュアンスのポイント
- 単なる意見交換ではなく、感情的・激しい議論になることが多い
- 世間の注目を集めやすいトピックに使われる
発音
- /ˈkɑːn.trə.vɝː.si/ または /ˈkɒn.trə.vɜːr.si/(カントラヴァーシィ)
- アクセントは最初の con- に置きます。
2. 語源から覚える 🪶
controversy はラテン語 contrōversia が語源です。
- contra-(反対・逆らう)
- versus(向きを変える、向かい合う)
→ 「反対の方向に向かい合う」→「意見がぶつかる」→「論争」という意味になりました。
📌 覚え方のヒント
「contra(反対)」+「versy(向きを変える)」=向き合って反論し合うイメージ。
3. イメージ記憶法 🧠
- テレビ討論会で政治家が激しく言い合っている → political controversy
- SNSで有名人の発言が炎上する → spark controversy
- 新しい法律が賛否を巻き起こす → cause controversy
🎯 短期から長期記憶へ
- 「人々が向かい合って“反対”の意見をぶつけ合う」映像を頭に浮かべる
- 語源の contra(反対)をキーとして関連単語(contradict, contrary, contrast)と一緒に覚える
4. 類義語と使い分け 🌟
controversy(論争・物議)
- 意味:世間の注目を集めるような大きな議論や対立
- 特徴:ニュースやSNSで話題になることが多い
- 例:The plan caused controversy.
→ 政策や計画が社会で賛否両論を巻き起こす
dispute(口論・紛争)
- 意味:2者以上の間で意見や権利をめぐって争う
- 特徴:法廷や契約、ビジネスで使われやすい
- 例:They are in a legal dispute.
→ 契約や土地などをめぐる法的な争い
argument(議論・口論)
- 意味:口頭での意見のぶつけ合い
- 特徴:日常的・感情的な言い合いも含む
- 例:We had an argument yesterday.
→ 昨日、口論になった
debate(論戦・討論)
- 意味:意見を論理的に戦わせる討論
- 特徴:ルールや形式があることが多い(討論会など)
- 例:The candidates debated on TV.
→ 候補者たちがテレビで討論した
📌 controversy の特徴
- 単なる意見交換ではなく、社会的影響やニュース性が高い出来事に使われる
- 「物議を醸す」という日本語にほぼ一致するニュアンス
5. 例文集 📚
- The new policy sparked controversy among citizens.
(新しい政策は市民の間で物議を醸した) - His remarks caused great controversy on social media.
(彼の発言はSNSで大きな論争を引き起こした) - The book has been the subject of much controversy.
(その本は多くの論争の的となっている)
6. まとめ ✍
- controversy は「意見の対立や物議を伴う論争」
- 語源は contra(反対)+ versus(向き合う)
- 強い社会的影響や注目を集める話題に使われる
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点