「deal with」の意味と使い方|間違いポイントも解説!

「deal with」という英語表現、ビジネスメールや日常英会話で見かけたことはありませんか?

直訳すると「〜を扱う」「〜に対処する」などの意味になりますが、使い方を間違えると不自然な英語になってしまうことも。

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が「deal with」の正しい意味と使い方、さらによくある間違いについて例文付きでわかりやすく解説します。


1. 「deal with」の基本の意味

「deal with」は「~に対処する」「~を扱う」という意味の句動詞で、「deals with」はその三人称単数現在形です。

deal with + 名詞 の形で使い、ビジネスや日常会話で非常に頻出です。

✔️ 例文

  • She deals with customer complaints every day.(彼女は毎日顧客のクレームに対応している)
  • This book deals with the issue of climate change.(この本は気候変動の問題を扱っている)

2. よくある間違いとその理由

❌ 誤用1:目的語なしで使う

✕ She deals with.
「何に対処するのか」が抜けており不自然です。
✅ 正しくは:She deals with difficult clients.

❌ 誤用2:「deal」単体で使って意味が曖昧に

✕ I will deal it.
「deal」は他動詞ではないため、目的語を直接とる形は誤り
です
✅ 正しくは:I will deal with it.


3. 「deal with」「deals with」「dealt with」の使い分け

特に過去形・過去分詞のdealt withが間違いやすいので気をつけましょう。

時制例文
deal with原形(命令文・助動詞の後)Please deal with this problem immediately.
deals with現在形(三人称単数)He deals with the budget every month.
dealt with過去形・過去分詞They dealt with the issue quickly.

4. 「deal with」を使うときのコツ

  • 「deal with」は「困難なことに対応する」「テーマを取り扱う」といった少しフォーマルな印象がある
  • 目的語(何に対処するのか)を忘れずに
  • 時制と主語に合わせて「deal / deals / dealt」を使い分ける

5. まとめ

「deal with」はシンプルながら、文法ミスや使い方の誤解が多い表現です。

基本形と意味をしっかり押さえて、実際の英文に触れることで自然に使えるようになります。

「deal with」は、正確に・丁寧に使えば、英語力の信頼感がアップする便利な表現です。ぜひ実践の中で使ってみてください!

関連記事

📩「英語を勉強しているけれど、なかなか続かない…」
そんなお悩みはありませんか?

当サービスでは、東大法学部卒・公認会計士の代表が、仕事と両立しながら英語を独学で習得した実体験をもとに、あなた専用の「続けられる学習法」を提案しています。

私自身海外経験がありませんが、働きながら英検1級・TOEIC960点を取得し、また公認会計士試験に働きながら一発で合格した経験を踏まえて、多忙な方でも実践可能な英語習得法を提供しています。

また、東大入試・公認会計士試験を一発で突破した経験を生かして、勉強方法・習慣化のコツ・モチベーション維持の方法も伝授しますので、英語力ではなく、生涯使える勉強法も習得できることが、他のスクールにはない当スクール独自の強みです。

👉 英語コーチングの詳細を見る

「自分に合ったやり方がわからない」「目標はあるけど、続けられない」

投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務。働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点