東大卒英語講師が「desperately」の意味・使い方・覚え方を徹底解説|語源とurgentlyとの違いも紹介!

英語の試験でよく出てくる desperately(デスパレトリー)

意味は「必死に」「絶望的に」ですが、文脈によってニュアンスが変わるのが特徴です。

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、desperatelyの意味・使い方・覚え方 を語源や例文、そして類義語との違いとあわせて解説します。


desperatelyの意味

1. 必死に、死に物狂いで

  • He worked desperately to meet the deadline.
    (彼は締め切りに間に合わせるため必死に働いた。)

2. 絶望的に、切実に

  • She was desperately lonely.
    (彼女は絶望的に孤独だった。)

👉 行動面では「必死に」、感情面では「どうしようもないほど」に使われます。


desperatelyの覚え方 🎯

語源から

ラテン語 dēsperātus(絶望した)がもとになります。

dē-(離れて・完全に)+ spēs(希望 hope)

→ 「希望から離れた」=「絶望的な」

この形容詞が英語になり、

desperate = 絶望的な、必死の
という意味になりました。

語呂合わせ

  • desperately → 「デスパート → デスパートで必死」

例文で定着

  • The team desperately needed a win.
    (そのチームは必死に勝利を必要としていた。)
  • She clung desperately to his arm.
    (彼女は必死に彼の腕にしがみついた。)
  • I desperately want to see you again.
    (私はどうしてもあなたにまた会いたい。)

👉 感情(want, need)や行動(work, try)と一緒に使われることが多いです。


類義語との違い(わかりやすく)

✅ desperately

👉 追い込まれて必死に/絶望的に

  • 例:試験前日に徹夜で勉強する、沈む船から必死に脱出する
  • 感情(want, need)と行動(try, work)の両方に使える

✅ urgently

👉 時間的に急いで、すぐに必要

  • 例:救急車を今すぐ呼ぶ必要がある
  • → 必死さよりも「緊急性」が強調される

✅ frantically

👉 パニック状態で必死に

  • 例:子どもが迷子になって取り乱して探す
  • → 焦りや混乱が混じった必死さ

✅ hopelessly

👉 望みがなく、救いようがない

  • 例:砂漠で道に迷って水もない
  • → 「必死」よりも「絶望感」がメイン

✅ ひとことで比較

  • desperately = 背水の陣で必死に
  • urgently = 緊急に(時間がない)
  • frantically = 取り乱して必死に
  • hopelessly = 望みなく絶望的に

👉 例えば試験直前に勉強するなら:

  • desperately = 点数が欲しくて必死に勉強する
  • urgently = 明日試験だから急いで勉強する
  • frantically = 焦って混乱しながら勉強する
  • hopelessly = 勉強しても手遅れで絶望している

よく出る表現

  • desperately need = 必死に必要とする
  • desperately want = どうしても欲しい/会いたい
  • fight desperately = 必死に戦う
  • cling desperately = 必死にしがみつく

まとめ

  • desperately = 必死に/絶望的に
  • 感情(want, need)と行動(try, work)両方に使える
  • 類義語 urgently, frantically, hopelessly との違いを「緊急・混乱・絶望」で整理すると理解しやすい

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投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点