東大卒英語講師が「distinguish」の覚え方・使い方を徹底解説|語源と類義語との違いも紹介!

英検やTOEIC、大学入試で頻出の英単語 distinguish(ディスティングウィッシュ)

意味は「区別する」「見分ける」ですが、単なる“違いを知る”ではなく、似ているものの中から違いを見抜く というニュアンスがあります。

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、distinguishの意味・使い方・覚え方を、語源・例文・類義語の違いとともに詳しく解説します。


✅ distinguishの意味

意味:区別する・見分ける

  • It’s hard to distinguish between truth and lies.
    (真実と嘘を見分けるのは難しい。)
  • I can’t distinguish her voice from her sister’s.
    (彼女と妹の声の区別がつかない。)

👉 「よく似ていても違いを見抜く」イメージ。
「見分ける」「聞き分ける」「感じ取る」といった使い方ができます。


✅ ニュアンスのポイント

distinguish = 細かい違いを見抜く力。

💬 たとえば:

  • “tell the difference” → 「違いを言う(カジュアル)」
  • “distinguish” → 「違いを見抜く(フォーマル・知的)」

✅ distinguishの覚え方 🎯

語源で理解

distinguish = dis(離す)+ stinguere(火をともす・印をつける)
→ 「印をつけて区別する」= 区別する・見分ける

👉 「似たものに“ラベルを貼って”区別する」イメージ。


イメージで覚える

  • 似た双子を“違う服”で見分ける → distinguish
  • コーヒーと紅茶の香りを嗅ぎ分ける → distinguish

💬 「混ざっている中から、特徴で見分ける」= distinguish。


語呂合わせで覚える

👉 「ディスって違いを区別(distinguish)」

💬 誰かを“ディスる(批判する)”には「他との違い」を見抜く必要がある!
→ 「違いを見抜く」= distinguish

ディスって(dis)違い(tinguish)を見抜く → distinguish!


✅ 例文で定着

  • You should learn to distinguish right from wrong.
    (善悪を見分けることを学ぶべきだ。)
  • He can distinguish the taste of different wines.
    (彼はワインの味の違いを見分けられる。)
  • It’s not easy to distinguish one species from another.
    (種を見分けるのは簡単ではない。)

✅ 類義語との違い

単語意味ニュアンス
distinguish区別する似ているものを識別する(知的)
differentiate区別する学術的・論理的に違いを見分ける
tell apart見分けるカジュアルな口語表現

例文比較

意味
I can’t distinguish her voice.(似ていて)区別できない。
I can’t differentiate the two theories.(理論的に)区別できない。
I can’t tell the twins apart.(見た目で)見分けられない。

👉 distinguish は「目・耳・頭で違いを識別する」知的な語。


✅ よく出る表現

  • distinguish A from B(AをBと区別する)
  • distinguish between A and B(AとBを見分ける)
  • distinguish oneself(頭角を現す・際立つ)

💬 例:

She distinguished herself as a great leader.
(彼女は優れたリーダーとして頭角を現した。)


✅ TOEIC・英検でのポイント

TOEICでは「顧客満足・品質管理・商品差別化」の文脈で頻出。

Our company must distinguish itself from competitors.
(当社は競合他社との差別化を図らなければならない。)

英検では「善悪・文化・価値観の違い」など、論文調の文で使われやすいです。

It’s important to distinguish fact from opinion.
(事実と意見を区別することが大切だ。)


✅ まとめ

  • distinguish = 区別する・見分ける(知的に識別)
  • 語源:dis(離す)+ stinguere(印をつける) → 印で区別する
  • 覚え方:「ディスって違いを区別!」
  • 類義語:differentiate(論理的)/discern(精神的)/tell apart(口語的)

👉 distinguish = 似ているものの違いを知的に見抜く!

🔗 関連記事

生涯使える勉強法を伝授します!

当スクールでは、東大法学部卒・公認会計士の代表が、仕事と両立しながら英語を独学で習得した実体験をもとに、各生徒に応じたオーダーメイドの学習法を提案し、学習のスケジュール管理をしています。

私自身、働きながら英検1級・TOEIC960点を取得し、また公認会計士試験に働きながら一発で合格した経験を踏まえて、多忙な方でも実践可能な英語習得法を提供しています。

さらに、東大入試・公認会計士試験を一発で突破した経験を生かして、勉強方法・習慣化のコツ・モチベーション維持の方法も伝授しますので、英語力ではなく、生涯使える勉強法も習得できることが、他のスクールにはない当スクール独自の強みです。

まずは無料のカウンセリングから承っております。

👉 英語コーチングの詳細を見る

「自分に合ったやり方がわからない」「目標はあるけど、いつも挫折してしまう」そう感じている方にこそ、効率的な学習戦略をお届けします。

投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点