東大卒英語講師が「district」 の意味と覚え方を徹底解説!│語源・例文・areaとの違いも
はじめに
TOEICや英検、海外ニュースなどでよく目にする単語 district(ディストリクト)。
「地区」「区域」と訳されることが多いですが、ニュアンスが曖昧で覚えづらいと感じる学習者も多いはずです。
この記事では、districtの意味・語源・覚え方のコツ・実用例文・類義語との違いを丁寧に解説します。丸暗記に頼らず、イメージで記憶できるようになることを目指しましょう。
1. districtの基本意味 📖
district = 地区、区域、行政区
- A school district(学区)
- A business district(商業地区)
- A rural district(田舎の地区)
👉 行政区分や地理的に区切られた範囲を表すときに使います。
2. districtの語源 🧠
district はラテン語 dis(離れて)+ stringere(引っ張る/区切る) に由来します。
- dis = 離れる
- stringere = 締める・区切る
→ 「線を引いて分けられた地域」= district(地区・区域)
👉 語源をイメージすると、「線を引いて区切られた場所」というイメージで覚えられます。
3. 覚え方のコツ(イメージで覚えましょう!)💡
① district = distinct(区別された)とつなげて覚える
- district(地区)=区切られている場所
- distinct(区別された)=はっきり分かれている
👉 「distinctな場所が district」と考えると忘れにくい。
② 現実の「地区」で連想する
- 渋谷の shopping district(繁華街)
- New York’s financial district(金融街)
👉 実際に行ったことのある街を思い浮かべると記憶に残りやすいです。
4. 例文で理解を定着 📝
- He lives in a quiet residential district.
(彼は静かな住宅地区に住んでいる。) - Many tourists visit the historic district every year.
(多くの観光客がその歴史地区を毎年訪れる。) - The city is divided into several school districts.
(その都市はいくつかの学区に分かれている。)
5. 類義語との違い 🔍
- area:単なる「範囲」「地域」。行政的な意味はなく漠然としている。
- region:広い地域(関西地方、東北地方のような広域)。
- zone:特定の用途に指定された区域(工業地帯、火気厳禁区域など)。
- district:行政や都市計画上、公式に区切られた地区。
👉 TOEICやニュース記事では district = 公的に区切られた地区 と意識するのがポイントです。
6. TOEIC・英検での出題イメージ 🎯
TOEICリーディングでは「business district」「school district」が頻出。
英検では観光や都市計画の文章に登場することが多いです。
7. まとめ ✅
- district = 行政や都市計画上、区切られた地区
- 語源は「離れる+区切る」=線を引いて分けられた場所
- distinct(区別された)と関連付けると覚えやすい
- 類義語(area, region, zone)との違いを意識するとニュアンスが明確になる
👉 「district = 区切られた地区」とイメージできれば、ニュースや試験でも迷わず使いこなせます。
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点