東大卒英語講師が「inevitable」の意味・使い方・覚え方を徹底解説｜語源とunavoidableとの違いも紹介！
川端 啓豊ニュースやビジネス英語でよく登場する inevitable。
意味は「避けられない」「必然的な」ですが、「当然そうなる運命」という少し冷静で客観的な響きを持つ単語です。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、inevitableの意味・使い方・覚え方を、語源や例文を使ってわかりやすく解説します。
✅ inevitableの意味
意味：避けられない・必然的な
- an inevitable result
（避けられない結果） - the inevitable consequence of his actions
（彼の行動の当然の結果）
👉 「どう頑張っても起こる」「自然の流れでそうなる」というニュアンスです。
日本語でいう「必然的」「結局そうなるよね」に近いです。
✅ 使い方のポイント
- 主に「出来事」や「結果」に使われる。
- 人間の努力ではどうにもならない運命的な感じを含む。
例文：
- Failure is inevitable if you never try.
（挑戦しなければ失敗は避けられない。） - Aging is inevitable.
（老化は避けられない。） - Change is inevitable in business.
（ビジネスの世界では変化は避けられない。）
✅ inevitableの覚え方 🎯
語源で理解
inevitable = in（否定）＋ evitare（避ける）＋ -able（～できる）
→ 「避けることができない」＝ 避けられない、必然的な
👉 同じ語源を持つ単語
- avoid（避ける）
- evade（逃れる）
つまり、「avoid（避ける）」＋「in（できない）」＝避けられない！
語呂合わせで覚える
- いね、ビタッと止められない！
👉 （＝どうしても避けられない）
「犬（いぬ）がビタッと避けられない」と覚えると一発です。
✅ 例文で定着
- It was inevitable that he would find out the truth.
（彼が真実を知るのは避けられなかった。） - The accident was almost inevitable.
（その事故はほぼ避けられないものだった。） - With so much pressure, mistakes were inevitable.
（これほどプレッシャーが大きければ、ミスは避けられなかった。）
✅ 類義語との違い
| 単語 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| inevitable | 避けられない・必然的な | 流れの結果として当然起こる |
| unavoidable | 避けようとしても無理な | 状況的・物理的に回避不可能 |
| certain | 確実な・必ず起こる | 結果が確定している |
例文比較：
- Death is inevitable.（死は避けられない。）
- The delay was unavoidable.（遅れはどうしても避けられなかった。）
- Success is certain.（成功は確実だ。）
👉 inevitable は「自然な流れとしてそうなる」に最も近いです。
✅ よく出る表現
- inevitable result/outcome（避けられない結果）
- make something inevitable（～を避けられなくする）
- inevitable consequence（当然の結果）
- almost inevitable（ほぼ避けられない）
✅ 会話での使い方 💬
カジュアルな会話では「結局そうなるよね」「仕方ないよね」という意味で使われます。
- “It was bound to happen.”（それは起こるべくして起こった。）
- “Yeah, it was inevitable.”（うん、仕方なかったね。）
👉 ネガティブな出来事に対しても冷静に受け入れる感じの表現です。
✅ まとめ
- inevitable = 避けられない／必然的な
- 語源：「in（否定）＋ evitare（避ける）」＝避けることができない
- unavoidable は「物理的に避けられない」、
inevitable は「流れとして当然そうなる」
👉 結果としてそうなる運命＝inevitable。
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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格（合格者のうち、上位3%合格)。
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保有資格：公認会計士、英検1級、TOEIC960点
