placeの動詞の使い方を辞書よりもわかりやすく網羅的に解説|語源・例文・注意点まで

こんにちは、「KAWABATA ENGLISH」代表の川端です。

「place」と聞くと「場所(名詞)」を思い浮かべる方が多いですが、動詞としての「place」も非常に重要です。

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者がplace(動詞)の意味・語源・具体例・似た表現との違いを、英語初級者からビジネス英語利用者までを想定してわかりやすく解説します。


1. 動詞「place」の基本的な意味

意味:「置く」「配置する」「申し込む」など、何かをある場所・状況に“意図的に”動かすというニュアンスがあります。

コアイメージ:「意図的に特定の場所・状況に“置く”こと」

例文:

  • She placed the book on the table.(彼女はその本をテーブルの上に置いた)
  • He placed his trust in her.(彼は彼女に信頼を置いた)
  • The company placed an order for 100 units.(その会社は100個の注文を出した)

2. 「place」の語源と理解のヒント

語源:ラテン語 placere(気に入る・配置する)が由来。

ヒント:「好きな場所に意図的に置く」イメージが派生して、「信頼を置く」「注文を出す」など抽象的な使い方にも広がっています。


3. 抽象的な使い方に注意

「place」は物理的に“置く”だけでなく、感情・信頼・注文・人材などを“配置する”ときにも使えます。

例文:

  • They placed a lot of importance on punctuality.(彼らは時間厳守を非常に重要視していた)
  • She was placed in charge of the new project.(彼女は新しいプロジェクトの責任者に任命された)

4. 「put」「set」との違い

put:単に物をある場所に移動する行為。

set:慎重に・安定して「置く」ニュアンス。

place:「意図的に、ある場所・立場・状況に置く(物理・抽象問わず)」

例文比較:

  • put the glass on the table.(コップをテーブルに“置いた”)←動作に焦点
  • set the glass down gently.(コップをそっと“置いた”)←丁寧さ・慎重さがあるイメージ
  • place the glass at the center.(コップを中央に“配置した”)←意図的に位置を決めた感覚

5. ビジネス英語での「place」

place an order(注文を出す)や、place a candidate(人材を紹介する)などの使い方がよく見られます。

ビジネスで使える例文:

  • We placed an advertisement in the newspaper.(新聞に広告を出しました)
  • Our agency places qualified candidates in top firms.(当社は優秀な人材を一流企業に紹介しています)

6. 「place」が入っている、すぐに使える英語表現

  • place trust in 〜:〜を信頼する
  • place importance on 〜:〜を重要視する
  • place an order:注文する

まとめ|「place」は単なる「置く」ではない!

動詞「place」は、物理的な配置だけでなく、信頼・注文・人材・責任などの“抽象的配置”まで幅広く使われます。

名詞だけで覚えていてはもったいない表現です。意図的に「配置する」イメージをしっかり持って、日常会話やビジネス英語に活用しましょう。

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投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点