✅東大卒英語講師が状態動詞を徹底解説!【状態動詞一覧も】
英語を学んでいるとき、状態動詞(stative verbs)という言葉をよく耳にすることが多いです。
しかし、実際に「状態動詞ってどういう意味?」「どう使うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
状態動詞は、感情や状態、存在を表す動詞であり、日常英会話でもよく使われます。
この記事では、状態動詞の基本的な使い方から、代表的な状態動詞の詳細な解説まで、しっかりとカバーしていきます。
状態動詞をマスターすることで、より自然で正確な英語表現ができるようになりますので、ぜひチェックしてみてください📚。
状態動詞とは?基本的な定義を理解しよう 🌱
状態動詞は、物事や人の「状態」を表す動詞です。動作を表す動詞とは異なり、基本的に進行形(be + 動詞の-ing形)で使うことはありません。状態動詞は、状態や感情、存在を表現し、通常は継続的な状態を指します。
状態動詞と動作動詞の違い
- 状態動詞: 物事の「状態」を表す動詞。例えば、「be」「know」「have」「believe」など。
- 動作動詞: 実際の「動作」を表す動詞。例えば、「run」「speak」「eat」など。
この違いを理解しておくことは、英語を正しく使うために非常に重要です。
代表的な状態動詞一覧 📋
状態動詞には多くの種類がありますが、特に基本的なものをピックアップして紹介します。
「Be」:存在や状態を表す
「be」は、最も基本的な状態動詞であり、存在や状態を表現します。進行形で使うことはありません。
- 例文: I am a teacher.(私は教師です)
「Have」:所有を表す
「have」は所有や状態を表します。
- 例文: I have a car.(私は車を持っています)
「Know」:知識や理解を表す
「know」は、知識や理解を表す動詞で、何かを「知っている」という状態を表します。
- 例文: I know the answer.(私はその答えを知っています)
「Like」:感情や好みを表す
「like」は感情や好みを表す状態動詞です。何かが好きだという状態を表します。
- 例文: I like coffee.(私はコーヒーが好きです)
「Believe」:信じるという状態を表す
「believe」は、信じるという状態を示す動詞です。
- 例文: I believe in you.(私はあなたを信じています)
「Seem」:外見や印象を表す
「seem」は見た目や印象を表す動詞です。「〜のように見える」という意味です。
- 例文: He seems tired.(彼は疲れているようです)
状態動詞を使った感情や状態の表現 💭
状態動詞は、感情や状態を表現する際にも非常に有効です。以下の動詞は特に感情や状態を表す際によく使います。
「Love」「Hate」「Prefer」など
- Love: 「愛する」「好き」
- 例文: I love reading.(私は読書が好きです)
- Hate: 「嫌う」
- 例文: I hate waiting.(私は待つのが嫌いです)
- Prefer: 「好む、選ぶ」
- 例文: I prefer tea to coffee.(私はコーヒーより紅茶が好きです)
状態動詞の使い方のコツ 💡
状態動詞を正しく使いこなすためには、いくつかのポイントを押さえておくと効果的です。
不定詞と動名詞の使い分け
状態動詞には、不定詞(to + 動詞の原形)と動名詞(動詞の-ing形)を使うことがありますが、意味が異なることもあります。
不定詞と動名詞の使い分けは、主に以下のような違いがあります:
1. I love to read(読むことが好きです)
- 不定詞(to + 動詞の原形)は、「特定の瞬間にやることが好き」という意味です。
- つまり、今読んでいる本を好きだとか、読むという行為がその瞬間に好きだという感じです。
- 例: I love to read before bed.(寝る前に読むことが好きです)
これは、「今読むことを好きだ」という感覚に近いです。
2. I love reading(読書が好きです)
- 動名詞(動詞の-ing形)は、「その活動や行為全体が好き」という意味です。
- 例えば、読書という行為自体が好きだということです。
- 例: I love reading books on history.(歴史の本を読むのが好きです)
これは、「読書という行動そのものが好きだ」という感覚です。
まとめると:
- 不定詞(to + 動詞) → 「今、これをするのが好き」という感じ。特定の瞬間や行動を強調。
- 動名詞(動詞-ing) → 「この活動そのものが好き」という感じ。習慣や反復的な行動を強調。
状態動詞の例外
通常、thinkやhaveは状態を表す動詞です。たとえば、「考えている」「持っている」という状態を表します。しかし、文脈によってはこれらの動詞が進行形で使われ、動作を表すことがあります。
例:think(考える)
- 状態動詞: I think it's a good idea.(私はそれが良い考えだと思う)
→ これは「考えている状態」を示しています。 - 動作動詞: I am thinking about the plan.(私はその計画を考えている)
→ これは「考えている行動」を強調しています。進行形なので、今、考えているという行動が強調されています。
例:have(持っている)
- 状態動詞: I have a car.(私は車を持っている)
→ 「持っている」という状態を示します。 - 動作動詞: I am having lunch.(私は昼食を取っている)
→ 「昼食を取っている」という行動を表現しています。進行形を使うことで、今食べているということが強調されています。
ポイント
状態動詞は、通常は進行形にできませんが、一部の状態動詞で進行形が使えます。
そして進行形を使うと、「行動そのもの」が強調されます。
まとめ
状態動詞は、英語の文法において基本的でありながら非常に重要な役割を担っています。これらを理解し、しっかりと使いこなすことで、より自然で正確な英語を使えるようになりますので是非おさえておきましょう!
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点