東大卒英語講師が「substantial」の意味・使い方・覚え方を徹底解説|語源とsignificantとの違いも紹介!
英語の試験でよく見かける substantial。
意味は「かなりの」「実質的な」ですが、量・価値・影響などが大きいことを表す単語です。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、substantialの意味・使い方・覚え方を語源や例文、類義語との違いを交えてわかりやすく解説します。
✅ substantialの意味
1. かなりの・相当な(量・数・金額など)
- He received a substantial amount of money.
(彼はかなりの額のお金を受け取った。) - There has been a substantial increase in sales.
(売上が大幅に増加した。)
👉 「量・数・金額」が大きいという意味。
日本語でいう「相当な」「大きな」が近いです。
2. 実質的な・中身のある
- They had a substantial discussion.
(彼らは実質的な議論を行った。) - She made a substantial contribution to the project.
(彼女はプロジェクトに大きく貢献した。)
👉 「内容がしっかりしている」「形だけでなく中身がある」というニュアンス。
3. 頑丈な・しっかりした
- The bridge is made of substantial materials.
(その橋はしっかりした素材でできている。)
👉 「物理的に強い」意味でも使えます。
✅ ニュアンスのポイント
substantial = “中身のある大きさ”
単に「多い」ではなく、「しっかりとした価値や影響を持つ大きさ」を強調します。
💬 “big” や “large” よりもフォーマルで、ビジネス・論文・ニュース向きです。
✅ substantialの覚え方 🎯
語源で理解
substantial = substance(実体・本質)+ -ial(~の)
→ 「実体のある」= 中身がある/実質的な/かなりの
👉 substance(物質・本質) に注目!
substantial = substance から派生して「実のある」「しっかりした」という意味に。
イメージで覚える
- “substance(実体)” → “substantial(実体のある)”
- 「軽い話」ではなく「重みのある話」
- 「形だけ」ではなく「本当に中身がある」
語呂合わせで覚える
- 「さぶ(sub)ちゃん、実体ある!」
👉 見た目だけじゃない、本質がある → substantial(実質的な・かなりの)
💡 ニュースで「substantial increase(大幅な増加)」が出てきたら、
「さぶちゃん級に中身がある!」と思えばOK。
✅ 例文で定着
- The company made a substantial profit this year.
(その会社は今年、大きな利益を上げた。) - We saw a substantial improvement in performance.
(業績に大きな改善が見られた。) - He gave a substantial donation to the school.
(彼は学校に多額の寄付をした。) - The meal was substantial enough to fill everyone up.
(その食事はみんなを満腹にさせるほどボリュームがあった。)
✅ 類義語との違い
| 単語 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| substantial | かなりの・実質的な | 量・価値・内容がしっかりしている(フォーマル) |
| considerable | 相当な・かなりの | 数量や程度が大きい(やや客観的) |
| significant | 重要な・かなりの | 意味・影響・意義が大きい |
| massive | 巨大な | 物理的にとても大きい(強調が強い) |
例文比較
| 文 | 意味 |
|---|---|
| We saw a substantial change in the market. | 実質的・中身のある変化。 |
| We saw a considerable change in the market. | 数値的に大きな変化。 |
| We saw a significant change in the market. | 意味のある・重要な変化。 |
| We saw a massive change in the market. | 規模が非常に大きな変化。 |
👉 substantial = 規模+中身の両方が大きい。
✅ よく出る表現
- substantial amount of ~(かなりの量の~)
- substantial increase/decrease(大幅な増減)
- substantial evidence(確かな証拠)
- substantial improvement(大きな改善)
- substantial support(大きな支援)
✅ TOEIC・英検でのポイント
- substantial profit / loss / change は頻出フレーズ。
例:
The new policy brought substantial benefits to citizens.
(新しい政策は市民に実質的な恩恵をもたらした。)
✅ まとめ
- substantial = 実質的な・かなりの・中身のある
- 語源:substance(実体・本質)+ -ial → 「本質のある」
- 類義語:considerable(数量)/significant(意味)/massive(物理的)
👉 substantial = 数も中身も“大きい”万能単語!
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点






