「terms」と「term」の違いとは?意味・使い方・語源までやさしく解説
こんにちは、「東大卒会計士の英語コーチング」代表の川端です。
「term」と「terms」は、単数・複数の違いだけでなく、意味や使われる場面が異なる英単語です。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、意味・使い方・例文に加えて、語源の観点からも違いを明確に解説します。
1. 語源から考える「term」と「terms」
term の語源は、ラテン語の terminus(境界・終点)にあります。
ここから派生して、英語では「限定されたもの・枠を決めるもの」という意味になりました。つまり、何かの“終わり”や“区切り”を定義する言葉が「term」の本質です。
- 学期:ある学習期間の「区切り」→ spring term
- 専門用語:意味を明確に「限定した」言葉 → medical term
- 契約条件:権利や義務の「枠」→ terms of service
「terms」はこの “term” が複数ある状態を示すため、多くの条項や定義が並ぶような場面で使われます。
2. term(単数形)の使い方
① 学期・期間
The second term starts in October.
② 専門用語
“DNA” is a biological term.
③ 契約の1項目
One term of the agreement is confidentiality.
3. terms(複数形)の使い方
① 複数の契約条項
Please read the terms before signing.
② 専門用語が複数ある場合
This glossary includes key terms in economics.
③ 人同士の関係性
She is on good terms with her boss.
4. term と word の違い
term: 限定された意味を持つ専門的な用語
word: 一般的な単語全般
5. まとめ:term vs terms の使い分け
表現 | 意味 |
---|---|
term | ①学期・期間、②専門用語、③契約の1項目 |
terms | ①複数の契約条項、②複数の専門用語、③人同士の関係性 |
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務。働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点