TOEICに飲み物は持ち込める?東大卒英語講師が注意点を解説!

TOEICの勉強をしていると、参考書や問題演習ばかりに気を取られがちですが、試験当日にどんな飲み物を選ぶかも意外と大事なポイントです。

試験時間は約2時間と長く、集中力の維持や体調管理には水分補給が欠かせません。

一方で、飲み物の選び方や持ち込み方を誤ると、かえってパフォーマンスが下がったり、周囲に迷惑をかけてしまうリスクもあります。

この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、TOEIC本番におすすめの飲み物・避けたい飲み物・勉強中に役立つドリンクを、実体験を交えながら徹底解説します。


1. TOEIC本番で飲み物が大切な理由 🎯

TOEICは120分の長丁場。リスニング100問・リーディング100問を一気に解き切る集中力が求められます。ここで飲み物が果たす役割は大きいです。

  • 集中力を維持するために必要
    水分不足は脳の働きを鈍らせ、ケアレスミスを誘発します。試験終盤まで頭をフル回転させるには適度な水分補給が不可欠です。
  • 眠気を防ぐサポートになる
    朝の試験や昼食後の試験では眠気が大敵。カフェインを含む飲み物を上手に使うことで、リスニング中の「集中の波」を乗り切れます。
  • 体調管理にも直結
    冷房の効いた会場や、冬場の乾燥した空気で喉が渇きやすくなります。頭痛やだるさを防ぐ意味でも飲み物は役立ちます。

👉 つまり「何を飲むか・どう飲むか」で、試験の出来が大きく変わるのです。


2. 試験中に飲むときの注意点 ⚠️

ルール上は飲み物を持ち込んでよいですが、私は持ち込んでいません。

私が飲み物を持ち込まない理由

  1. 机が狭い会場が多い
    TOEICの会場は中学・高校・大学の教室が多く、机が思ったより小さいことも。そこにペットボトルを置くと解答用紙や問題冊子のスペースを圧迫してしまいます。
  2. 落としたらリスニングで致命傷
    飲み物、特に水筒を誤って床に落とすと、大きな音が鳴り、周囲の集中を妨害します。特にリスニング中に落とした場合は致命傷になりえます。
  3. トイレが近くなるリスク
    緊張と相まって水分を摂りすぎると、途中でトイレに行きたくなってしまうことも。試験中にトイレに行った場合、時間のロスになります。

どうしても飲みたい場合の工夫

  • 小さめのペットボトルにする(落としにくい、かつ落としても音が小さい)
  • 一口ずつ、量を抑えて飲む

👉 こうした工夫をするだけで、トラブルを回避しつつ安心して試験に臨めます。


3. TOEIC本番におすすめの飲み物 ✅

では飲み物を持ち込むとして、具体的にどんな飲み物が向いているのでしょうか。

① 水(ミネラルウォーター)💧

もっとも無難で失敗のない選択。カフェインが苦手な人や緊張しやすい人に最適。

  • 頭をクリアに保てる
  • 体への負担が少ない
  • 途中で喉が渇いたときにも安心

② 緑茶 🍵

適度なカフェインとリラックス効果。日本人にとって馴染みやすく、試験前の気持ちを落ち着ける効果も期待できます。

  • 集中力を保つ
  • カテキンでリフレッシュ
  • 飲みすぎるとトイレが近くなるので注意

③ ブラックコーヒー ☕

朝の眠気防止におすすめ。適度な量であればリスニングへの集中力を高めてくれます。

  • 睡眠不足気味でもシャキッとできる
  • 飲みすぎると心拍数が上がり、逆に焦りが増す可能性も

④ スポーツドリンク 🥤

夏場や体調が不安な人に適しています。水分+電解質補給ができるので、緊張や汗による水分不足を防げます。

  • 脱水症状の予防に効果的
  • 糖分が多いタイプは控えめに

4. 避けた方がいい飲み物 🚫

  • 炭酸飲料(コーラ・エナジードリンク)
    → お腹が張って集中できない。炭酸の刺激で試験中に不快感が出ることも。
  • 砂糖が多いジュース
    → 血糖値が急上昇 → その後急降下で眠気に襲われるリスク。
  • 強すぎるエナジードリンク
    → カフェインや糖分が過剰で、かえって心拍数や不安感が増し、ミスにつながる。

👉 「一時的に元気になれそう」と思っても、本番ではリスクが大きいため避けましょう。


5. 勉強中におすすめの飲み物 📚

ここまでは試験中のドリンクについてみてきましたが、勉強中の飲み物の選び方も工夫次第で学習効率が上がります。

  • ハーブティー(カモミール・ペパーミント)
    → 夜の学習に最適。心を落ち着け、睡眠にも良い影響。
  • カフェラテ
    → 適度なカフェイン+甘さで、集中力維持に役立つ。
  • 常温の水
    → 体への負担が少なく、長時間の勉強にも安心。冷たい水より集中力が続きやすい。

6. まとめ 🚀

  • 基本的に持ち込まない方がよい。
  • 持ち込む場合は、水・緑茶・コーヒー が基本。
  • 炭酸・甘すぎる飲料・強すぎるエナジードリンクは避ける。
  • 勉強中はリラックス効果のある飲み物をうまく使うと効率が上がる。

👉 「飲み物なんて関係ない」と思いがちですが、当日のパフォーマンスは細部で決まります。飲み物選びも立派なTOEIC対策のひとつと考えて、万全の準備を整えましょう。

🔗 関連記事

正しい勉強法でないと英語は伸びません!

当スクールでは、東大法学部卒・公認会計士の代表が、仕事と両立しながら英語を独学で習得した実体験をもとに、各生徒に応じたオーダーメイドの学習法を提案し、学習のスケジュール管理をしています。

私自身、働きながら英検1級・TOEIC960点を取得し、また公認会計士試験に働きながら一発で合格した経験を踏まえて、多忙な方でも実践可能な英語習得法を提供しています。

さらに、東大入試・公認会計士試験を一発で突破した経験を生かして、勉強方法・習慣化のコツ・モチベーション維持の方法も伝授しますので、英語力ではなく、生涯使える勉強法も習得できることが、他のスクールにはない当スクール独自の強みです。

まずは無料のカウンセリングから承っております。

👉 英語コーチングの詳細を見る

「自分に合ったやり方がわからない」「目標はあるけど、いつも挫折してしまう」そう感じている方にこそ、効率的な学習戦略をお届けします。

投稿者プロフィール

川端 啓豊
川端 啓豊
東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点