TOEICは午前と午後どっちで受けるべき?東大卒英語講師がおすすめの選択を解説!
TOEIC公開テストは午前と午後の2回に分けて実施されています。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、午前と午後それぞれのメリット・デメリットを比較し、さらに「集中力の科学」「実体験ベースのアドバイス」から、自分に合った最適な受験時間を選ぶコツを解説します。
午前受験の特徴
メリット
- 脳が休養後のクリアな状態で、集中力が高まりやすい
- 疲労が少ないため、試験の後半(リーディング)もパフォーマンスを維持しやすい
デメリット
- 朝が苦手な夜型の人には不利になりやすい
- 会場までの移動や朝食のタイミングを誤ると、かえって集中できない
- 早起きが苦手な人にはストレスになる場合もある
👉 夜型以外の人には午前受験が圧倒的におすすめです。脳がリフレッシュした状態で解答できます。
午後受験の特徴
メリット
- 朝の時間を活用してゆっくり準備や復習ができる
- 夜型の人にとっては「脳が起きている時間帯」に当たり、実力を出しやすい
デメリット
- 昼食後の眠気が集中力を下げやすい
- 受験後に疲れが残り、月曜日に支障に出ることも。
👉 午後受験を選ぶ場合は、試験前に30分ほど仮眠をとることが効果的です。脳の疲労をリセットし、午前受験に近いコンディションを作れます。
科学的な観点からみる「集中力のピーク」
脳科学の研究によると、多くの人は起床後2〜4時間がもっとも集中力が高いとされています。
つまり、午前受験は多くの人にとって自然に集中力のピークに重なりやすいのです。
一方で夜型の人は、起床時間が遅いため午後の方が脳が活性化しているケースもあります。
👉 自分の「生活リズム」と「集中できる時間帯」を把握することが、TOEICで本来の実力を発揮するカギです。
平均点の違いは?
主催者や模試のデータを見ると、午前と午後で平均点に差はほとんどありません。
つまり、「午前だから有利」「午後だから不利」という客観的なデータは存在しません。
大事なのは、自分が集中できる環境を作れるかどうか。
午前に強い人は午前、夜型なら午後で仮眠で対策をすれば十分に高得点を狙えます。
実体験からのアドバイス ✍️
- 私自身は午前の方が「頭がすっきりして解きやすい」と感じます。
- 一方、私のスクールの受講生の中には「午後の方が落ち着いて受けられる」という人も多くいます。
- 結論として、午前・午後どちらもスコアに大差は出ないが、自分の体質や生活リズムによって有利不利は変わる、というのが実感です。
受験前後の過ごし方アドバイス
午前受験前
- 朝食は軽めに、糖質+タンパク質を摂取すると集中力が持続
- カフェインを摂るなら試験1時間前までに。ただしトイレが近い人は取らない人が良い。
午後受験前
- 昼食後に眠気を感じる場合は20〜30分の仮眠
- 炭水化物を摂りすぎない(眠気の原因になる)
- 試験前に軽いストレッチで血流を良くする
まとめ
- 夜型以外 → 午前がおすすめ(脳が冴えて疲労がない状態で受験できる)
- 夜型の人 → 午後でもOK(ただし30分の仮眠で眠気対策をすると安心)
- 午前・午後で平均点はほぼ同じ
- 大切なのは「自分の集中力のピークに合わせること」
👉 TOEICは「知識」だけでなく、「試験環境をどう整えるか」で結果が変わります。午前か午後か迷ったら、自分の体質+仮眠対策を基準に選んでみてください。
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当スクールでは、東大法学部卒・公認会計士の代表が、仕事と両立しながら英語を独学で習得した実体験をもとに、各生徒に応じたオーダーメイドの学習法を提案し、学習のスケジュール管理をしています。
私自身、働きながら英検1級・TOEIC960点を取得し、また公認会計士試験に働きながら一発で合格した経験を踏まえて、多忙な方でも実践可能な英語習得法を提供しています。
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点