TOEIC本番に時計は必要?東大卒英語講師が持ち込みルールから高得点が狙える時間管理まで徹底解説!
はじめに
TOEICを受験する際、意外と悩むのが「時計」です。
「会場に時計はあるのかな?」「スマートウォッチは使えるの?」「試験中は時計をどのくらい見ればいいの?」──こうした不安を持ったまま本番を迎える人は少なくありません。
特にリーディングは75分間、誰も終了時刻を知らせてくれないため、自分で時間を管理できるかどうかがスコアに直結します。
一方で、時計を気にしすぎると焦ってしまい、実力を出し切れないこともあります。
この記事では、英検1級、TOEIC960点を取得している筆者が、TOEIC本番における時計のルール、選び方のポイント、時間配分の考え方、そして普段の学習で身につけておきたい練習法まで詳しく解説します。
TOEICの時計ルール
まず押さえておくべきは、TOEICの公式ルールです。
- 会場によっては掛け時計がないため、必ず自分で腕時計を持参する必要があります。
- 貸し時計や時刻アナウンスは一切なし。完全に自己管理。
- 使用できるのは腕時計のみ。スマートウォッチ、置時計、ストップウォッチなどはすべて禁止。
- スマートウォッチは電源を切り、カバンに収納する。
👉 TOEICにおいては、腕時計がマストと覚えておきましょう。
おすすめの時計の選び方
OK
- アナログ腕時計:秒針付き・大きめの目盛りで直感的に読み取りやすい
- シンプルなデジタル腕時計:通信機能なし・アラームを完全にオフにできるもの
NG
- スマートウォッチ(Apple Watchなど)
- 置時計・ストップウォッチ
- アラームが鳴る可能性のある時計
選び方のポイント
- 視認性:白×黒などコントラスト強めのものがおすすめ
- 静音性:秒針の音が小さいタイプがよい
- アラームなし/完全オフ可能なもの
- 電池チェック:直前に確認 or 予備時計を持参
👉 最も安心なのは「シンプルなアナログ腕時計」。迷ったらこれ一択です。
TOEIC本番の時間配分と時計の使い方
リスニング(約45分・100問)
- 音声の進行に従うため、時計は見なくてよいです。
リーディング(75分・100問)
リーディングは時間配分が命。
- Part5(30問):10〜12分
- Part6(16問):8〜10分
- Part7(54問):52〜57分
ただし注意したいのは、時計を見すぎないこと。
時計を頻繁に気にすると焦りやすく、集中力が落ちる原因になります。パートごとで終わったときに確認するなど、数回だけ確認するのがおすすめです。
普段の学習で身につけたいこと
本番で時計に頼りすぎないためには、日頃の練習で時間感覚を養っておくことが大切です。
- 公式問題集を使い、本番と同じ制限時間で模試を解く
- 各Partごとに「どのくらいで解くべきか」の感覚を体に染み込ませる
- 時計を見なくても自然にペース配分できるようにしておく
👉 こうした準備をしておけば、本番は時計をちらっと見るだけで安心して進められます。
時計を忘れた・止まったときのリスク
- 会場に時計がない可能性があるため、腕時計を忘れると時間管理不能に。
- 代わりにスマホや置時計を使うのは規則違反。
- 腕時計の電池切れもリスクになるため、予備の時計を持参する受験者も多いです。
試験前のチェックリスト✅
- シンプルな腕時計を用意(アナログ推奨)
- アラーム機能を完全にオフ
- 電池確認 or 予備時計を準備
- 会場に入る前に時刻を合わせる
- 試験中は時計を見すぎず、ペース感覚を頼りに解く
まとめ
- TOEICでは掛け時計がない会場もあるため、腕時計は必須。
- 使用できるのは腕時計のみ。スマートウォッチや置時計はNG。
- 最適なのは、シンプルで見やすいアナログ腕時計。
- 本番中は時計を見すぎず、普段の練習で時間感覚を養うのが理想。
「時計を持つこと」と「時計に頼りすぎないこと」──このバランスが高得点への近道です。
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私自身、働きながら英検1級・TOEIC960点を取得し、また公認会計士試験に働きながら一発で合格した経験を踏まえて、多忙な方でも実践可能な英語習得法を提供しています。
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投稿者プロフィール

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東京大学法学部卒。大学卒業後、自動車メーカーにて勤務し、働きながら公認会計士試験に一発合格(合格者のうち、上位3%合格)。
現在は監査法人にて会計監査・IT監査に従事するとともに、海外経験なしで英語を習得した経験を生かして英語教育業に携わっています。
保有資格:公認会計士、英検1級、TOEIC960点